おはようございます。元オタク少年のshigeです! 今回のNHK「未来スイッチ」は“ビニール傘”がテーマです。
NHK 「未来スイッチ」
捨てないで!“ビニール傘”「キャラクター編 始まったポイ捨て対策」
(2019年8月24日放送)
https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/article_25.html
https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/article_26.html
NHK「未来スイッチ」は、ネット連動テレビ番組。2020年に向けて、社会問題を斬新な視点で取材しています。
■ ビニール傘の消費量は、年間6500万本!
その多くが廃棄されています。でも、処理するにも限界があります。
大雨の後は必ず、ポイ捨てされたビニール傘の山ができます。
清掃員は、これを全部片づけているのです。これも税金。なんて、ムダなんでしょう。
慌ててビニール傘を買うのは仕方ないとしても、もっと有効利用したいものです。
■ 日本の傘全体の約半分がビニール傘!!
国内で消費される傘は年間約1億2000万から3000万本。このうち、ビニール傘は年間約6500万本にのぼるといいます。(外資系リサイクル会社の推計)
使い捨てが前提だから、量がハンパない!
こんなに大量に消費されて、捨てられていく。
そりゃぁ、大変だわ~~~!!!
■ 忘れ物しても、取りに行かない。持ち主に帰るのは1%以下
東京・文京区にある警視庁遺失物センターに、鉄道会社や警察署から届く忘れ物の傘は、年間約30万本。ところが持ち主の元に返る傘は、ごくわずか。去年はたったの0.9%、約3000本にとどまりました。
なんともいやはや。
私なんか、昔傘を忘れて駅に問い合わせたけど、結局、傘帰ってこなかったなぁ。まあ、いいか。
ともかく、傘の忘れ物はとっても多くて、みんな困ってるのよね。
ゴミ箱じゃないんだから、電車の中に置きっぱなしにしないでね!
■ リサイクルが難しく処分に困っている、ビニール傘
ビニール傘は材質がバラバラ、強力な接着剤が使われていたり、リサイクルが難しい
以前は中国にプラスチックごみとして輸出していました。しかし、現在は中国が受け入れを拒否。もういらない、というくらい量がふえちゃったんです。
行き場のないビニール傘
どうしたものでしょうか…?
■ 傘のシェアリングサービス、1日70円
スマホで暗証番号を発行手続きすれば、すぐに借りられる。駅近の売店で、サービスが始まっています。
これは、いいですね。番組で紹介されていたのは、こちら
「アイカサ」
https://i-kasa.com/
雨が降ってきたときに70円で借りて、次の日に返せば、ムダなゴミが出ない!
すらばらいい!
色んな駅で、やってほしいです! 絶対使います!
■ 自分で傘をつくるワークショップ、愛着を持って大切につかう情操教育
子どもたちが自分で傘をつくるワークショップを開いているのは、傘メーカー。愛着を持って、傘を使って欲しいということから、こんなイベントを開いています。
自分でつくった傘は大切につかいますよね。
さらに、傘の構造って、こうなっていたのか。と理解すれば、少し調子が悪くなったときに、自分で直せるかも。傘博士も登場しそうです。
傘を使い捨ての単なる道具としてではなく、大切なパートナーとして感じられたら、すばらしいですね。
番組では、こうした現状を丁寧に取材して、問題提起していきます。
未来をつくるのは、あなた!
ぜひ、チェックしてみてくださいね!