裁判所を装った詐欺にダマされるな! 特殊詐欺の最新手口 #滝沢カレンのわかるまで教えてください【見逃し】(2019年11月27日放送)

オレオレ詐欺も進化し続けていますが、その他にも、手の込んだ新たな手口の詐欺が増えているそうです。

今日ご紹介するのは、裁判所からの督促状。内容はニセモノなんですが、無視し続けていると、本当に財産の差し押さえ処分になってしまうかも、という恐ろしい内容。いったい、どんなカラクリなんでしょうか?

年末の忙しいときに、こんな詐欺にあったらシャレにならないですよね。引っかからないように、要約してご紹介します。こんにちは、元オタク少年のshigeです。

ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください~ テレビ東京
【12月が一番危ない! あなたも巻き込まれるかもしれない! 最新特殊詐欺SP】
▽12月が危険! 最新詐欺衝撃の手口……全て解説
▽激白! 小木家も詐欺に
2019年11月27日(水) 22時00分~22時54分

【MC】 滝沢カレン、おぎやはぎ、村尾信尚
【ゲスト】 藤本美貴、吉村崇(平成ノブシコブシ)
【専門家】 梅本正行、佐々木成三、多田文明
https://www.tv-tokyo.co.jp/takizawakaren/

10月から始まった新番組。滝沢カレンが、わかるまで徹底的に質問しまくる、という企画。専門家が発する単語がわからないと「ムズイ!」ボタンを押して進行をストップ。滝沢カレンがわかるまで教えてもらいます。



裁判所から督促状が! あなたならどうする?

身に覚えのない請求について、裁判所から督促状が。

まあ、ニセモノだと思ったら、やっぱり捨てちゃうかな。あたふたするのが良くない。冷静に捨てる。これがやっぱり多いんじゃないかな。でも、そこが詐欺グループの狙い目ってことなので、厄介ですよね。詐欺は進化しているんです。

ネオ架空請求の手口は、これだ!!

60万円以下の少額訴訟の場合、裁判所への証拠書類提出などなしに、裁判も開かれず、裁判所から督促状を発行することができるんだとか。そんな制度があるなんて、知らないですよね!

詐欺グループがニセ訴訟を起こして、裁判所を経由して、本当に財産の差し押さえができてしまう。そんな法の抜け道があったとは。ビックリです!

1通目の支払い督促状が届く

ここで無視して放置しておくと…

2通目の督促状が2週間後に届く

督促状の名称もなにやらただ事ではない雰囲気です。「仮執行宣言付支払督促」正本…

とか難しい名前がついてます。よくわからないと、これも無視してしまうと、大変なことが!!?



さらに2週間後、3通目の通知で、驚くことに!

3通目の通知は、督促状ではなく「債権差押命令」と書かれています。マジやばいやつ!?

こうなると、もう手遅れ。銀行口座が凍結され、資産を差し押さえられてしまった!!?

こうなると、法的には詐欺グループの方に権利が移っていて、被害者の方はどうすることもできないとか。何も悪いことをしてないのに、どうして差し押さえまでされてしまうんでしょうか?

督促状に異議申し立てしなかったということで、訴訟内容が認められ、結審(裁判所の手続き完了)ということになるそうです。何とも、お役所仕事ですね。残念~

こうならないためには、どうすればいいの?(正しい対処法)

では、どうすればよかったんでしょうか? 模範的な対応方法を見ていきましょう。

2通目の督促状が来た時点で、正しい裁判所に連絡すればOK!

2通目の督促状が来た時点で、正しい裁判所に連絡して、無実であることを伝える必要があります。

期限は2週間以内。




ボーっとしていると過ぎちゃいますね。あ、それは私くらいか。みんな、そんなにボーっとしてないよね。でも、裁判所名義の書類に関しては、無視はダメってことです。これ、覚えと来ましょ。

ヤバい通知が来たら、裁判所に連絡する。注意すべきは、書面に書いてある電話番号ではなく、自分で正しい裁判所の連絡先を調べて連絡する

裁判所に連絡すればいいんですが、書面に書かれた番号はニセモノかもしれない。だから、自分で裁判所の連絡先を調べましょう。よくわからないときは、188(局番なし)へ電話。消費者ホットライン(国民生活センター)の窓口です。

そこで、通知に書かれている「受理番号」を伝えて、ホンモノの訴訟かどうか確認すればOKです。

仮に正式に訴訟されていた場合は、異議申し立ての手続きをする

自分が悪くなければ、手続きするだけなので、堂々と主張しましょう。戦うときは、徹底的に。裁判所相手でも怖くないです。戦うったって、手続きですからね。




ハガキで来る通知は、まずニセモノ

個人情報が掲載された書類をハガキで送るわけがありません。ハガキで裁判所を名乗る場合は、まずニセモノと思っていいでしょう。でも、これも気持ち悪いので、188(局番なし)の消費者ホットライン(国民生活センター)へ連絡して確認しておきたいですね。

通常の裁判所からの通知は、「特別送達」と記載された封書で来る

裁判所からの訴状は、「特別送達」と記載された、裁判所の名前入りの封書で郵便職員が直接手渡すことが原則となっており、ハガキで郵便受けに投げ込まれることはありません。
出典:国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20181129_1.html

一応、それと分かるような形式で届くそうです。まあ、受け取りたくないですが、そのときは落ち着いて対処しましょう。




てなことで、詐欺も進化しています。心配になったら、まずググるかな!?

ではでは~