「e裁判(e法廷)」とは? 2020年に京都地裁で始まる、オンライン裁判の未来

「e裁判」(いーさいばん)「e法廷」(いーほうてい)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「e裁判」とは、民事裁判をオンラインシステムなどを使ってIT化する動きです。

こんにちは、元オタク少年のshigeです!

「e裁判」は来年2020年から、京都地裁で始まることが検討されています。

裁判にもIT化の波が!? 米国では既に始まっている、裁判の未来について見ていきましょう。




出典:「e裁判」公開性とセキュリティーどう両立? IT化の課題とは
(京都新聞 2019/9/8)

「e裁判」で、民事裁判はどう変わるのでしょうか?

変わるのは、提出、法廷、記録・管理、の3つ段階があります。

提訴(提出)の段階では、
・訴状を書面(紙の文書)の代わりに、オンラインでアップロード
・手数料の印紙の代わりに、電子納付

口頭弁論(法廷)の段階では、
・公開法廷を、Web会議でも可とする
・証拠書類も、オンラインでアップロード可とする

判決の記録・管理も
・書面の代わりに、電子記録化

書類の電子化は当然として、口頭弁論をWeb会議でやる、というのは斬新ですね。裁判のイメージが変わります。もちろん、遠地だったり、体の問題から法廷に出頭しずらい人も多いと思います。話をするだけならWeb会議でいいじゃない、という意見があるのはもっともなことです。

このときに本人認証をどうするのか気になります。まさか、ID、パスワードで済ませるなんて、しないですよね。指紋認証や光彩認証(目の瞳)、手のひら静脈認証など、バイオメトリクス認証を組み合わせるなどが期待されます。




Web会議の運用は全国8か所で開始

「ウェブ会議」来年2月実施へ=東京など8地裁と知財高裁-民事IT化、順次拡大
(時事ドットコムニュース、2019年5月16日)

裁判所と弁護士事務所などをインターネットで結んだ「ウェブ会議」の運用が2020年2月から東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、広島、高松、福岡の全国8地裁と知財高裁(東京)で始まる。2020年5月には横浜、神戸など5地裁でも運用を開始し、順次拡大される。
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_saiban20190516j-02-w520

「e裁判」の動きは、全国に広がっていくようです。

もう、身近なことになっていくんですね。

課題は、ITリテラシーの不足と、セキュリティー確保

Webシステムなどパソコンを使えない世代には、つらいですよね。

ITリテラシーが不足する関係者への配慮をどうするのかが、まず課題になりそうです。

セキュリティは、何かをIT化するときに常につきまとう問題ですね。

きちんと使えば、よりセキュリティは高まる筈。紙というのがセキュリティが高いというのは単なる思い込みです。




政府でも、未来投資戦略2018などで検討を進めている

米国が先行しているようなので、日本も遅まきながら、検討を始めています

出典:裁判手続等のIT化検討会(首相官邸)
裁判手続等のIT化の推進(未来投資戦略2018(平成30年6月15日閣議決定)<抜粋>)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/saiban/index.html

弁護士事務所では、すでにAI導入も

弁護士事務所では、判例検索などにAI導入する事例も出てきているようです。弁護士もAIに代替される時代。検索なんかは、AIの方が得意ですからね。

人間は、人に寄り添い、本質的な判断に注力するようになるでしょう。

裁判のIT化、「e裁判」(いーさいばん)の動き、いかがでしょうか?

また、新たな動きがあったらお知らせします。

ではでは