氷の上がすべりやすいのは、なぜ? ⇒ 440万年もの謎だった!(NHKチコちゃんに叱られる! 2019年12月27日放送)

氷の上ですべりやすい理由は? って聞かれても、困るよね。 そりゃ、そういうもんだろうよ。

どうして、なぜなぜって聞くのかな。チコちゃん。もう、わからない。降参です!

今日もチコちゃんの意外な答えに興味深々。ではでは、チコちゃんの答えは、どんなのか、見ていきましょう。こんばんは。元オタク少年のshigeです。

チコちゃんに叱られる!「拡大版SP!イチョウ並木・氷の謎・イラスト一挙公開!」

NHK総合1
2019年12月27日(金) 午後7時57分~ 午後8時42分
2019年12月28日(土) 午前8:15~午前9時27分

拡大版のゲストは豪華にさだまさしさん、萬田久子さん、高橋みなみさん、岡村隆史さんと素朴な疑問に挑みます。見えてくるのは、大相撲の舞台裏や氷の神秘、イチョウ並木の秘話など、ユニークで驚きのできごとばかりです。拡大版恒例のチコの部屋ではさだまさしさんがチコちゃんの前で、とっておきの「名曲」とトークを披露します。キョエちゃんコーナーではみなさまからお寄せいただいたイラストやかわいい作品を一挙紹介します。

【出演】岡村隆史
【ゲスト】さだまさし,萬田久子,高橋みなみ
【リポーター】塚原愛
【声】木村祐一
【語り】森田美由紀
https://www4.nhk.or.jp/chikochan/




氷の上がすべりやすいのは、なぜ?

なぜ、なぜって、5歳児だから。次々、不思議な疑問ばかりするよね!

氷の上が滑りやすいってことに、疑問を持つかね。これ、絶対、入れ智恵だよね。池上さんみたいな仕組みかも。それ、言っちゃダメなんだっけ!? (ピー)修正しておいてください。

チコちゃんの答えは「440万円もの間ナゾだったけど、昨年やっとわかった」

なんやねん!それ。最近多いぞ。結局、わからないとか。いいのか、そんな答えで!?

従来の仮説1:圧力仮説「踏む圧力で氷から水が押し出されて、その水で滑る」

従来は2つの仮説があって、去年まではそれらが有力候補だった。

でも、氷から水が出て来るには、実際には、ものずごい圧力が必要。ゾウがハイヒールを履いて散歩するくらいのイメージらしい。そんな凄い圧力はどこにもないから、どうも違うんじゃないか、ということ。


従来の仮説2:摩擦熱仮説「踏む力で氷がこすれて溶けて、その水で滑る」

これが答えなんじゃないかと、一瞬思いましたが。かなり気温が低い状況で、水になることがない氷でが滑るので、どうも水の仕業ではないみたい。

結局、氷が少し解けて水になったものが滑る要因、という仕組みではないことがわかった。水がなくても、氷は滑る。そうなんだ~

氷の上で滑る仕組みを解明したのは、ドイツの研究グループ、2018年5月に論文発表(マックスプランク高分子研究所 永田 勇樹 博士が解説)

ドイツの研究グループが440万年(ちょっとおおげさ?)もの間、謎だった問題を、ついに解明した!

氷の研究って、あるんですね。だれが研究資金んを出してるのかな?

新仮説 「氷の表面にある水の分子がコロコロと動いてしまうから」

氷は水分子が規則正しく並んだ状態。1つの水分子を中心にすると、周囲の4つの水分子としっかり手を繋いで固定化。これが氷の正体。つまり5つの水分子が、相互に強い力で結び付いていて、固くなっている。綺麗な格子状の結晶です。水分子の電子顕微鏡観察はやってみたいな。

氷の表面付近では、5つの水分子がいないため、中途半端な結合になっている。結合が弱いから、少し押されると水の分子が動いちゃう。氷の結晶が中途半端、ということか。氷の表面は、ビー玉が敷き詰められた状態に似ているとか。かなり違う気がするけど、まあいいや。わかりやすさが重要だね。

謎の原因は、氷の表面の分子構造にあった。これが滑りやすい原因だった、ってこと。

それだけのことに、440万年も気づかなかった、とは!

ちなみに、薄い水の膜ができて、滑りやすくなるのは、ハイドロプレーニング現象

氷じゃなくても、道路の上に水がたまって、滑りやすくなるのは、ハイドロプレーニング現象

ありましたね。そういうの。これは、別の現象なので。間違えないようにしましょう。水の膜ができなくても、氷は滑りやすい、ということが謎だったってこと。ちょっとややこしいな。

今日はここまで。ではでは~!




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