ディープフェイクって、なに? テレビやTwitterで時々話題になってるけど、今さら聞けないし、聞くのはもっと恥ずかしい?
全然心配しなくて大丈夫ですよ。去年あたりから、ちらほら話題になって、今年2020年は大ブレークの予感。今日は、そんなディープフェイク(deepfake)のすべてをお伝えします。
こんばんは。元オタク少年のshigeです。では、どうぞ~
ディープフェイクとは? 超簡単に説明するよ!
ディープフェイク(deepfake)とは、AI技術を応用した合成動画のこと。合成されたフェイク動画や、その合成する技術を指します。ディープフェイクス、Deep Fake、AI合成動画なんて呼ぶこともあります。
有名人の顔の部分を別人と入れ替えたり、体を入れ替えることができます。アダルト系の動画に、有名人の顔を貼り付けて、本人が演じているように見せるフェイク動画が公開され、話題になっています。
ディープフェイク(deepfake)って造語なんですよね。数年前は無かった言葉。shigeも最初聞いたとき、ん?何それ!?って思いました。ディープラーニングの新しいやつかなと、それもちょっと変か!?
フェイクとは、偽物ということ。ディープフェイク(deepfake)とは、手の込んだニセモノという感じですかね。なんでもディープをつければ、今風に聞こえてしまう。ちょっとした流行り言葉だね。
アイドル、有名人、政治家が被害に! 妄想がリアルに見える、ディープフェイク動画サイトのあれこれ
最初の頃は、政治家の顔を使ったフェイク動画が話題になっていました。政治活動に影響を与えるのではないかと、そりゃその筋の方はかなり神経質になってるみたい。ま、元オタク少年にとっては、どうでもいい話。
そして、当然こういう新しい技術はアダルト分野に応用されます。発展途上の技術が、急激に進歩する原動力がアダルトなんです。典型的なパターンですね。もう、世の中のディープフェイク動画のほとんどがアダルト系じゃないかと噂されてます。
アイドルのアダルト動画ばかり!? 妄想がリアルに映像化される恐怖
アイドルがこんなことしてたら… という妄想がリアルに実現しちゃいます。オタクくんが勝手に妄想していた世界がリアルに映像化される。映像になると、もうフェイクなのか、リアルなのか、どうでもよくなっちゃいます。欲望を掻き立てるディープフェイクはさらに過激になっていきそうです。危険だけど、止めようがない!
あれこれ、ディープフェイク動画を見たい人は、こちらからどうぞ!
ディープフェイク(AI合成動画)の作り方、AI技術との関係は?
見るだけでは飽き足りない。ディープフェイク動画を自分で作ろうと思ったら、どこから始めればいいのでしょうか?
AI技術といっても、しょせんはソフト。普段使っているスマホやパソコンでも動かすことができます。そして、無料ソフトも多く出回っていて、意外に簡単につくれちゃうとか。ほんとかな?
詳しくは、こちらからどうぞ! GAN(Generative Adversarial Networks)とかAI技術についても紹介していますよ。
ディープフェイク(deep fake)アプリのあれこれ
ディープフェイクを実際に試してみたい人は、こちら「Xpression」がオススメ。iPhoneで簡単にフェイク動画をつくれちゃいます。でも、あまりエグイ動画は作れないように制限がかかっているので、雰囲気を楽しみたい人向けですね。あまり期待しすぎないように!
中国発のディープフェイクアプリ「ZAO」も話題になっています。こちらは、エグイ動画がつくれちゃう、とかで話題沸騰中!有名人の動画に、自分の顔をはめ込んで、にわかスター誕生とか、遊んでる人が増えてます。でも、日本では正式に入手が難しそう。がんばってみたい人は、こちらからどうぞ!
そもそも、中国のアプリに自分の顔画像を送信するって、リスク高そう。リスク覚悟で、挑戦してみてね。
FakeAppも根強い人気です。こちらは、本格的にフェイク動画を作りたい人向け。パソコンのソフト開発ができる環境が必要だし、高級なグラフィックカード(GPUボード)も必要。ちょっとハードル高いけど、ディープフェイクを極めたい人は、こちらからどうぞ!
こんなことに時間もお金も投資できるなら、別の使い道もあると思うけどね。ま、好奇心は止められないか。
こちらは、噂の話だけど、あのTikTokにディープフェイク機能が内蔵されるかも。という話。技術的には既に完成しているみたい。あとは、悪用されないようにどんな対策をして公開するか。という段階。どうなるんでしょうか。くわしくは、こちらからどうぞ!
SnapChatにも同じような噂が。もう、この流れは止められないね。
テレビでも取り上げられる「ディープフェイク」ブームの予感
2019年後半はテレビでも時々、ディープフェイクの話題が取り上げられました。
うっちゃんが司会の「内村のツボる動画大賞」では、おもしろ動画が紹介され話題に! 動画の最初に、わかりやすいディープフェイク技術の解説も入ってます。こちらから、どうぞ!
単純に笑える。それだけなんだけど。
ちなみに、フェイク動画をつくるのに、顔写真100枚必要ということではないです。このくらい入力すると高画質なフェイク動画がつくれる、という話。ちょっと話が飛躍しているので、ふ~んって感じでみてね。
NHKでも取り上げられてます。真面目な感じで「これは問題ですね」と、深刻な雰囲気をまき散らしています。詳しくは、こちらからどうぞ!
なんか、NHKは大げさに煽るのが好きなのかも。それで、いいのかNHK!?
ディープフェイク動画を見破る!? もうフェイク動画にダマされない!
ディープフェイク動画はAIで合成している。ってことは、AIでディープフェイク動画かどうかを見破ることができるのでは!?
そう考えたあなたは、偉い!
その通りなんだけど、この話には、怖い続きがあるんです。AIが進化すればするほど、巧妙なディープフェイク動画が作られるようになり、ついには誰も判別できなくなる、という怖い世界が。
そこに大手企業も挑戦しようと、立ち上がっています。たとえば、Facebookはディープフェイク動画を見破るソフトを大学や企業を巻き込んで開発するとか。ホントかいな!?
くわしくは、こちらからどうぞ!
おそらく企業が対策しているのは、ポーズですね。頑張ってます、ってアピールしとかないと世間が許してくれない。あ~めんどくさい!
動画以外にも、音声のディープフェイクもあるよね。声の方がデータ量が少ないから、簡単にできちゃうかも。動画も音声もニセモノだらけになったら、本当に困っちゃう。くわしくは、こちらからどうぞ!
さらに、そうやって作った動画や音声をつかって、ニセアカウント、フェイクアカウントをつくる、みたいな話が始まってる。今はかなり大がかりな組織犯罪みたいだけど、そのうち、個人でも出来るようになるかもね。くわしくは、こちらからどうぞ!
2020年の流行語大賞は「ディープフェイク」(deep fake)で決まり!
あっちも、こっちも、フェイクだらけ。2020年の流行語大賞は、ディープフェイクだね。
てなことで。今年もよろしく~!!