こんにちは。元オタク少年のshigeです! 今週の「アイデアの方程式」のテーマは「滑りにくい手袋」。
ん~ なんともニッチなテーマですね。滑らない手袋って、普通すぎる。
どうなんでしょう?
ともかく、内容を見ていきましょう~!
「アイデアの方程式」
2019年10月10日(木)夜9時54分~
https://www.tv-tokyo.co.jp/idea_houteishiki/
※テレビ東京系列「アイデアの方程式」は、モノやサービスの誕生の裏にある意外なアイデア、エピソードを紹介するテレビ番組です。
「滑りにくい手袋」の誕生は2018年、大学の研究室から!?
2018年って、去年じゃないですか。それまで、「滑りにくい手袋」が世の中に無かったとでも!!?
かなり、無理やりな設定ですね。番組に文句を言っても仕方ないので、続けましょう。
ヤモリの足裏の構造を研究していた大学の研究室
まあ、こういう人は普通にいるんですよ。生物に学ぶ、バイオミメティクス(生物模倣技術)という分野があります。生物の特徴を詳しくしらべて、それを人工物に応用できないかと考えてるんですね。地味な基礎研究から、将来のノーベル賞が生まれるかも。まあ、そんなに期待しすぎるとプレッシャーになるので、そっとして、次に進みましょう。
ヤモリがツルツルのガラスの壁をよじ登れる原理を研究していたみたいです。ヤモリの足裏には、細かい毛が密集してはえていた。
そうなんだ。「毛」なのか!
頭の毛もなくなると、ツルリンとなっちゃいますからね。「毛」は大切。「毛」がたくさんあると、滑らない… と。
滑らない話も、「毛」があるといいのかな。ちと、関係ないか。 ん、次いきましょう~!
手がカサカサで、本のページがうまくめくれない患者
そこに、手がカサカサで、本のページがうまくめくれない患者がいるんだけど、何かいい方法はないかな。と別の研究者がやって来ます。これも、かなり無理やりな設定ですね。多分、このストーリーの間には、色々な複線がありそう。そういうのを全てすっ飛ばしてコンパクトにまとめているので、無理やり感があるんでしょうね。
ともかく、手がカサカサは普通ですよ。わたしなんか、全然くっつきませんから。なんから、スマホのタッチパネルが反応しないこともあるくらい。そうなんですよ。みんな、歳を取るとそうなるんです。普通に。
ヤモリの足裏研究者と手がカサカサのお悩みが化学反応を起こした!!
全然別の要素が偶然結びついて、新しいアイデアが出て来る。まさに、その瞬間ですね。チャンスは目の前に。そのアイデアの原石に気づくかどうか、科学者のセンスが問われる部分です。
ひらめいただけで、終わることが多い中、この研究者は、なんとか物の形にしようと、市場調査したんですね。エライ! ある意味、まじめ。超エライよ。 普通なら、ガハハと笑って終わってしまいそうです。
ひらめきを元に、市場調査。繊維メーカーの超極細繊維を見つけた
ヤモリの足裏に似た構造をどうやって探したのかは、不明ですが。超極細繊維も昔からある技術。そのくらい気づきますよね。
とは言え、気づいたところから、製品開発を持ちかけるところは、普通ではないです。そんなエネルギー、よくありましたね。メーカーもなかなか、大学の先生の話なんかには反応しないものですが。うまくコラボが始まったようです。
大学の先生と繊維メーカーのコラボ
製品化までこぎつけたのは、凄い。
今後は、ゴルフ手袋などに応用していくとか。って、そのまんまじゃん。
ゴルフ手袋って、昔から滑らないようにできてるけど、それ以上に滑らないようにする必要ってあるのかな?雨の日用? ともかく、めでたしめでたし。滑らない手袋の完成です。
今回は、かなり苦しい展開でした。そもそも、滑らない手袋ってなんだよ!? ってところからスタートしてますし。正直、興味ないし。内容も、普通だし。
でも、話の展開では、いくつものハードルを越えてるのが凄いですね。科学のアイデアが製品開発に結び付くって、なかなかドラマティックです。
アイデアのヒントは意外なところにある。さらに、アイデアを製品につなげるには、執念とも言えるエネルギーが必要。ある意味、変人の世界です。オタクが大活躍。そう、オタクが世界を変えてるんですよ。と一言言ってみたかったんです。
みなさんも、身の回りを見渡してみると、意外なヒントがあるかも!?
では、では~!