おはようございます。元オタク少年のshigeです! 今回のNHK「未来スイッチ」は“エスカレーターに止まって乗る”がテーマです。
NHK総合 「未来スイッチ」
エスカレーター止まって乗ろう
2019年8月29日(木) 23時45分~23時48分
https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/article_27.html
https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/article_8.html
https://www.nhk.or.jp/d-navi/2020/intro.html
NHK「未来スイッチ」は、ネット連動テレビ番組。2020年に向けて、社会問題を斬新な視点で取材しています。
■ エスカレーターでは、「片側を空ける」 vs. 両側「止まって乗る」 問題
最近、「エスカレーターでは、歩かないでください!」という表示を見かけるようになりました。
「片側を空ける」というのは、もう古い考え方なのでしょうか?
安全性の面からは、「止まって乗る」が正しいそうです。
実際に、エスカレーターを歩行中に転倒するなどの事故件数は近年増加傾向。止まって乗ることで防げる事故も多いのです。
エスカレーターメーカーの推奨も「止まって乗る」
片側だけに乗られると、バランスが崩れて、エスカレーターの故障の原因になったり、寿命が短くなるそうです。歩く人の振動もエスカレーターにとっては負担になりそうです。
1秒でも急ぎたい、という気持ちもわからなくはないですが。止まって乗りたい人が多くなっている現代では、エスカレーターは止まって乗る人専用。「急ぐ人は階段をご利用ください」というのが、いいかもしれませんね。階段に、カロリー消費量を表示してあげると、階段利用のモチベーションが上がるかもしれません。www
■ エスカレーターに「止まって乗りたい」人もいる
体が不自由で、階段を歩けない人
片方の手に力が入らず、どうしても右手で摑まるしかない人
そういう人は、後ろから、「なんで止まってんだよ!」と言われると、胸が締め付けられそうになるそうです。なんで、普通に止まっているのに、文句いわれなきゃいけないんでしょうか。
右手でしか摑まることができない人がいる、というのは知りませんでした。色々な事情をかかえている人がいるんだなと。そういう知識があるだけでも、ものの見方は変わりますよね。
■ 「“わけ”あって立ち止まっています」バッチで、ゆずりあい
歩きたくても歩けない人がいる。そういう事情を分かって欲しいと、「“わけ”あって立ち止まっています」バッチが考案されました。
「おなかに赤ちゃんがいます」に似た感じ。ちょっとバッチが小さくて目立たないけど、さりげない感じがいいのかな。
https://twitter.com/real_minco72/status/1142319608105328641
多くの人がつけるようになって、気軽に意思表示できるようになるといいですね。
番組では、もっと派手な「止まって乗ろう」ステッカーが紹介されています。
「止まって乗る」が当たり前になれば、こんなステッカーはいらなくなるのですが。
■ 2列で詰めて乗る方が効率的(by 渋滞学の専門家)
片側を空けて乗るより、2列で詰めて乗る方が効率的で、渋滞緩和になる。というのは、渋滞学の専門家から見ると「常識」。海外の実験でも証明されているそうです。
1列に乗ろうとして、エスカレーターの乗り場に行列が出来ることはありませんか?2列で乗れば、ほぼ行列はできないだろうと思うと、もったいない気がします。
例えば、JR東京駅の中央線の乗り場。エスカレーターがす~っごく長いので、歩いて登るのは大変だと思うんです。でも、片側を空けるので、エスカレーターの下には行列が…
ムダですよね。
■ エスカレーターを歩いていると「歩くなよ!」と文句を言われることも
最近は、「エスカレーターは止まって乗る」が浸透してきたのか、逆に歩いていると、「歩くなよ!」と文句を言われることがあります。
まだケンカになった場面は見たことないですが。ムダな正義感から、いざこざが起きてもおかしくない状況です。
■ エスカレーターでは、おもいやり、ゆずりあいを!
個人的には、歩く人と、止まって乗る人が、きちんと離れてぶつからなければいいと思うんです。他人に迷惑をかけない範囲では、自由にしていい。でも、人にぶつかりそうなのに、ムリして通るのはマズイと思います。
昨日も、後ろから来た人が、ぶつかりながら通り過ぎていきました。そこまでして、先に行きたいかなぁ。と不思議な気分です。
■ デザインでもう少しワクワクする感じにしたい!
エスカレーター = ゆったり、止まって乗る人専用
というイメージを定着させるといいかもです。ヒツジのキャラとかが、ゆっくり、落ち着くね~ みたいな
まず、そういう共通イメージがあって、そのための手段として、エスカレーターでの歩行禁止といったルールが生まれる。そういう順番じゃないかと思います。
現在はいきなりルールをつくって、ほらやれ、と言われても戸惑いが多い。
急ぐ人は階段をぜひどうぞ!
結構、面白いテーマなので、また情報があったら、レポートしたいです。
ではでは。