【見逃し】がっちりマンデー「東急」沿線のおしゃれ都市開発! 相互乗り入れの舞台裏はてんやわんや! 儲かりビジネスモデル(2019年10月27日放送)

日曜の朝は「がっちりマンデー!!」 今回、2019年10月27日放送のテーマは「東急」

「東急」と言えば東横線や田園都市線などの鉄道会社と思う人が多いかもしれませんが、4社乗り入れ、相互接続で関東No.1の路線に! 東横だと思っていたら、いつの間にか渋谷を通り越して、別の路線へ。乗り過ごしちゃうことも…

さらに、東急ストアや東急百貨店、東急ハンズ、109などお店も多いですよね。さらに、東急沿線の街づくりや、渋谷や二子玉川、南町田をはじめとする都市開発も手掛けています。

鉄道をコアに、街全体のビジネスや生活に関わっている「東急」さん。そのビジネスの儲かりのヒミツを見ていきます。

おはようございます。元オタク少年のshigeです!明日からビジネスに活かせるネタ、着眼点が満載。ビジネスモデルの研究に、今日の「がっちりマンデー!!」を振り返ってみましょう。



がっちりマンデー!! (TBSテレビ系列、2019年10月27日放送)
関東No.1イケてる私鉄「東急」登場!
なぜ沿線の街がおしゃれなの?渋谷ってどうなるの?

路線全長は104kmと短いが、1日300万人利用で、年間売上は関東私鉄でトップの1兆1,000億円と絶好調の「東急」!
スタジオゲストに東急株式会社取締役会長の野本弘文さんを招き、儲かりの秘密に迫ります。
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/



★走ってる路線全長は短いけど「東急」は関東私鉄で売上げNO.1!そのヒミツは『大量乗り入れ』にありました

★鉄道だけじゃない!東急沿線の街がオシャレな理由って!?

★田園都市線・東横線など、オシャレなイメージの「東急」

★儲かるヒミツ『乗り入れ』にも苦労が・・・

★鉄道ビジネス=まちづくりビジネス!渋谷が実は「東急のまち」ってご存知でしたか?

★大工事中の渋谷。実は見えない所でアレを作る工事が進行中でした!

★おしゃれな住宅街「たまプラーザ」はあえて『行き止まり』を作って住みやすくする!…ってどういうこと!?

【レギュラー出演】
加藤浩次(極楽とんぼ)
進藤晶子
【スタジオゲスト】
東急株式会社 取締役会長 野本弘文さん

【VTR出演】
広報グループ 加藤千咲さん
運転士 柏原拓也さん
まちづくり推進担当 秋元隆治さん
南町田グランベリーパーク 青木太郎さん
開発事業部 臼井二郎さん

出典:がっちりマンデー!!次回の放送より
https://tver.jp/episode/64365541



東急はおしゃれな街、憧れる路線でガッチリ!

司会の加藤さんも、学生時代に憧れの路線だったそうで、安いアパートに無理して住んでたとか。

わかるわかる。shigeも憧れました。東横線の駅から徒歩25分のところに住んでたこともあります。最寄り駅は別の路線ですけね。ときどき、歩いて東横線沿いの商店街を散策していましたよ。やっぱり、おしゃれなお店がいっぱいですから。人も多くて楽しいですよね。

沿線に大学が多い、学生に魅力的な街づくりで、おしゃれ戦略に!

鍵は大学生かぁ。なるほど。学生に魅力のある街づくりから、東急ブランドは始まっているんですね。大学の名前がついた駅も多いですからね。

学生、若い人が多い路線ってイメージは確かに高いです。地域資源を活用した企業戦略。勉強になります。

東急は鉄道乗り入れで、利便性を上げるのがうまい!

東急東横線って、渋谷どまり。じゃないですよ。

すでに、TOBU鉄道、西部鉄道、みなとみらい線、東京メトロの4社の路線が東横線に乗り入れ。さらに相鉄線も乗り入れが始まります。

2022年には相模線も乗り入れ!

乗り入れで、利便性が上がることで、利用客がどんどん増える!

もう、渋谷の地下なんか、凄い人で大変ですからね。おじさん、久々に渋谷に行くと人の流れと出口がいっぱいで、目がグルグルしちゃいます。

鉄道現場は大変! 運転士は交代、1つの車両で路線モードを切り替える

路線乗り入れなので、列車はそのまま通りますが、運転士は路線ごとに交代。運転手は乗り入れできないんだとか。

そういうもんですかね。ルールが違うので、仕方ないのか。効率悪そう~ 現場は大変だ!

さらに、路線ごとに列車間隔などを管理する安全管理の装置・システムが違う。だから、車両もそれぞれの路線に合わせてモードを切り替える必要がある。それぞれの路線用の鍵を運転席に差し込むことで、モードを切り替えています。1つの車両には5社分の安全装置を搭載、それを鍵で切り替えているんです。

そうなんだ~、直通運転でも、運転席はてんやわんやなんですね。安全システムなんて、統一してしまえばいいのに。なかなか難しいのは政治の世界なんですかねぇ。

車両にも各社のクセがあって、運転するには慣れが必要。ボタンの位置も微妙に違うので、覚えるのが大変。色んな電車が普通に乗り入れてますが、現場では大変なことが起きてるんですね。

これ以上乗り入れが増えたら、どうなんでしょうか? 現場からは、もう止めて~! という悲鳴が聞こえて来そうです。ブラックな現場にならないように、スマートな解決方法が必要じゃないでしょうか。各社統一規格というのは出来ないものですかねぇ?

列車遅延が、連鎖反応的に影響する。管制室、運輸指令所はてんやわんや!

鉄道会社をまたいて、遅延情報を連携。列車管理している運輸指令所はてんやわんやです。遅延情報で、ダイヤ変更したあと、列車無線で直接連絡。ここは、ちょっとアナログなんですね。最後は人から人へ連絡。しっかり確認して、安全運航です!

もう、どこの会社がダメ! とか言ってる場合じゃないですからね。 協力して対応しましょう。



東急は渋谷再開発、都市開発で、がっちり儲けている

渋谷のビルには、東急の名前がついていることが多い。これって、東急がからんでるって、知ってました?

東急はもう、鉄道会社だけじゃないんです。都市開発でがっちり。渋谷の街を作り変えているといっても過言ではないくらい。

駅から街へ出やすい人の流れをつくる、便利で人通りが増えて、街がにぎわう作戦、渋谷ヒカリエ、渋谷アーバンコアは巨大連絡通路でガッチリ!

渋谷ヒカリエは、巨大エレベーターとして人の通り道になっている。縁の下の力持ちですね。街に出やすい流れをつくることで、人の回遊性が高まる。便利になれば、街全体が潤う、という長期戦略。

なかなか真似できない、長期投資戦略です。

さらに、渋谷駅から新たな道が。渋谷スクランブルスクエアから巨大エレベーターで上がり国道246号線を通り越して、渋谷ストリームへ直結する巨大プロジェクト。渋谷駅から恵比寿・代官山方面へ人の流れをつくるって言うから、スケールが違う。凄すぎ!



渋谷スクランブルスクエアのSHIBUYA SKY展望台は230mの高さから渋谷360度パノラマビューで、渋谷を一望できる

ここから、渋谷のどこへ行こうか、眺めながら考える?

ビル屋上の展望台は、端までいけちゃう。

こわ! 高所恐怖症のおじさん、とても端まで行けません。ブルブル

渋谷再開発は2027年まで続く

まだまだ、渋谷の開発は続きます。2027年って、そんな先まで計画があるなんて。どんだけ儲かるんでしょ。気の遠くなるような、巨額マネーが動いてますね。



人の流れも、さらに変わりそうです。新しい道ができたり、お店もどんどんできる。

ちょっと目を離すと、全く違う街に変身してそうですね。もうトレンドに乗り遅れたおじさんには、未知の世界です。はぁ~、次に渋谷に行くときは、ナビが必須です。

南町田グランベリーモール

途中にあった道路をなくして、公園とショッピングモールを繋げて、人が行き来できるようにした。

渋谷から離れた街も着々と開発しています。大型ショッピングモールでもガッチリ!

たまプラーザ駅の周辺住宅街には、行き止まり(クルドサック)、じぐざくの道(ボンエルフ)をたくさんつくって、静かな街づくり

道が行き止まりだと、そこに用事のない車は通らない。だから静かな街づくりができる。という戦略的な街づくりをしている。

関係ない人は通らないようにしてるんですね。

shigeのおうちの前も行き止まりの道なので、殆ど車が通らない。静かです。東急とは関係ない田舎ですけどね~。

ちょっとした着眼点の差で、新しいビジネスが生まれる。朝から勉強になります。また、次週も、楽しみですね。

ではでは。