インフルエンザに何度もかかるのは、なぜ?(NHK 又吉直樹のヘウレーカ!2019年10月30日放送)

インフルエンザの季節になってきました。今年はいつもより早く流行しているとか。インフルエンザの予防接種をしても効果が無かったり。毎年インフルエンザにかかってしまうのは、なぜなんでしょうか?

ウイルスの新常識を解説してくれるのは、東京理科大の武村政春教授。なんでも、ウイルスと妖怪が似ているとか、変わったことを言っている人みたいです。妖怪に関する本を何冊も出してます。shigeも変人ですから、変なことを言う人には、すごく親近感を感じます。

今日は、ウイルスの専門家から、ウイルスの新常識、新たなウイルス発見の取り組みについて見ていきましょう。こんばんは、元オタク少年のshigeです。

又吉直樹のヘウレーカ!
選「インフルエンザに何度も“とりつかれる”のはなぜ?」
2019年10月30日 午後10時00分~午後10時45分
NHKEテレ1

ウイルスとかけて妖怪と解く。そのこころは「ヒトに取り付きます」というのは東京理科大・武村政春さん。これまではヒトに病をもたらすウイルスの研究が盛んに行われてきたが、ウイルスには胎盤の形成に欠かせないなど、ヒトに役立つものもあることがわかってきた。続々と従来の常識をくつがえす発見が相次ぎ、武村さん自身も2015年にトーキョーウィルスという巨大ウイルスを発見。今回、又吉と新たなウイルス発見を試みる!

【出演】又吉直樹
【解説】東京理科大学 教授…武村政春
【語り】吉村崇
出典:https://www4.nhk.or.jp/heureka/



インフルエンザウイルスとは?

インフルエンザに感染するのは、インフルエンザウイルスが人間にとりつくから。妖怪が人間にとりつくのと似ているそうです。目に見えないくらい小さいウイルス。妖怪も目に見えない。似てるでしょ。と笑う、武村政春先生。

かなり無理やりやな展開です。でも、いい味出しています。49歳という武村政春先生。少年のような無邪気さが素敵です。ある種のオタク君かもね。

1万分の1ミリ、100nmくらいの小ささのインフルエンザウイルス。空気中のどこにでもいます。人間の喉の粘膜について、体内の細胞の中に入り込んで、どんどん増殖することで発病します。少しくらい吸い込んだくらいでは、免疫系が頑張ってくれるので、発病には至らない。大量に吸い込むことで、増殖が抑えられなくなって病気になっちゃうんです。

免疫系くんには、日々感謝ですね。知らないところで頑張ってる。だから、毎日病気にならなくて済んでいるだ。それにしても、ウイルスはどこにでもいるって、新常識かもね。電車の中で、うつさないで、とか人を避けていても、どこにでもウイルスがいるとしたら、避けようがないね。

インフルエンザウイルスは、元々、カモ(水鳥)の体の中で増殖している

カモの腸の中でインフルエンザウイルスが増殖していきます。カモの免疫系は強くないので、インフルエンザウイルスと戦わないので、病気にならないとか。



なんとも、やっかいなカモですね。インフルエンザウイルスにいいように使われてるじゃないですか。まさに、カモ。そんな冗談言ってる場合じゃないか。でも、面倒ですね。カモを絶滅させるわけにもいかないし。多分、絶滅すると、別の鳥を媒介して増殖しそうな気がします。

ウイルスと戦うから、発熱して発病する

インフルエンザウイルスが人間の体の中に入って来ると、人の免疫系が働いて、インフルエンザウイルスと戦ってしまう。これが発熱など、病気の状態。

戦わなければ発熱しないけど、それはインフルエンザウイルスに魂を売ったのと同然。そうはさせません。とか言ってるから、ダメなのかも。諦めて、共生すれば楽になるのか。どっちが幸せか、考えてしまいますね。

さらに、インフルエンザウイルスには悪意はない、と武村政春先生は言います。たまたま入り込んだのが人間の体だったというだけ。自己増殖しようとするのは、人間も同じ。普通に生きているだけ、とか。



そこまで、インフルエンザウイルスに肩入れしなくてもいいのにね。ウイルスにぞっこんの武村政春先生です。ただものではないです。

何度もインフルエンザにかかる理由とは? ウイルスが増殖するときの複製エラーが原因

ウイルスに感染すると、そのウイルスに対抗するための抗体がつくられます。同じウイルスなら病気にならないはず。でも、インフルエンザには、何度もかかってしまいます。

その理由は、インフルエンザウイルスが増殖するときに、よく複製エラーがおきるため。少し型が変形する。せっかくできたインフルエンザウイルスの抗体は、少し変形したウイルスには効き目がないんです。

おっちょこちょいのインフルエンザウイルスのお陰で、人間の抗体(免疫系)は効き目が薄い。予防接種を受けても、違う型には効き目がない。とっても、面倒ですね。もう、諦めるしかないのか。

ウイルスの複製エラーがおきる ⇒ 変形したウイルスができる ⇒ 抗体が効かない
⇒ 何度インフルエンザにかかる



豚の体の中で、ウイルスが大変身!? パンデミックの恐怖

豚は、鳥インフルエンザと人インフルエンザの両方に感染するそうです。そうすると、豚の体の中で2種類のインフルエンザウイルスがミックスされ、新しい型のウイルスが生まれる可能性がある。大変身したウイルスは、従来の抗体がまったく効かないので、大流行する危険性がある。これが、新型ウイルスによるパンデミック(世界的大流行)の仕組み。

色々な動物が関係しているんですね。豚もインフルエンザの温床になってるんです。でも、あれもこれも駆除できないから、感染しないように注意するしかないですね。混ぜるな危険。ウイルスはとくに、混ぜちゃダメです!



小さな小さなウイルスですが、複雑に形を変えるので、対策が難しい。これからも、インフルエンザウイルスと人間との戦いは続きそうです。でも、戦わずに共存できればいいのにね、と思っちゃいました。新たな研究を俟ちましょう。

ではでは