【まとめ】スタンフォード式「最高の睡眠」西野先生ヒミツの睡眠法 NHK ガッテン!(2019年10月23日放送)

今週のNHK ガッテン!は睡眠特集。スタンフォード式「最高の睡眠」の著者、西野精治先生が登場です。わざわざ米国から帰国してスタジオに登場。「最高の睡眠」のヒミツを大公開してくれました。

健康のためには欠かせない睡眠。日本人は世界的にも睡眠時間が少なく、睡眠負債が溜まっている。睡眠不足で、生産性が下がってるという話は有名ですよね。え?聞いたことない、24時間働け!?何時代ですか?

ともかく、「最高の睡眠」を手に入れて、スッキリさわやかな朝を迎えませんか?

10月23日(水)午後7時30分〜
NHK ガッテン!
「睡眠・めまい・肺炎 ようやく呼べた!!レジェンド研究者SP」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/



アメリカ・スタンフォード大学まで、ロケ出張して、西野先生とご対面。アポなし訪問?

取材に快諾していただいて、日本のスタジオにも来てもらえることになりました。ほんとにアポなしなんですかね。そんなわけないよな。

こちらの著者。世界的な睡眠の権威だそうで、レジェンドと呼ばれています。

見た目は普通のおじさんなんですけどね。山の手線に乗っていたら、すぐに席を譲ってもらえそうです。権威性よりも、ほのぼのオーラがど~っと出てます。

レジェンド西野先生の眠りを全公開!

眠りの博士、レジェンド西野先生。眠りのパターンを大公開。眠りの深さを測定する装置を頭につけて、ご就寝。暗視カメラで眠りの様子を見てみると、意外にも途中で起きてる。それも何回も起きてる!?

え~~! そんなんでいいの?

西野先生は、平然と、また水を飲んだり、ベッドから起き上がったり!

もぞもぞ、しながら、また眠りにつきます。

睡眠時間は約6時間。睡眠パターンのグラフで見ても、結構、眠りの浅いパターンが何度も起きています。

大丈夫ですかね。ロケ失敗?と思っていても。これはNHKですよ、しかもゴールデンタイム。そんなヘマはないです。なにかひっかけ問題ですね。では、そのヒミツに迫っていきましょう!



最高の睡眠に、一番大切なのは「最初の90分」の眠りの深さ

ADさんと眠りのパターンを比較しても、西野先生の方がいいとはとても思えない。でも、西野先生、自信タップるです。注目すべきは入眠直後、最初の90分。この90分に深い眠りに入っているところがポイントだそうです。

眠りの深さは、グラフで比べてもよくわからなかったです。少しだけ、西野先生の方が深いのかな。という程度。でも、この差が超重要らしいです。

見ても、違いがわからない。ひっかけ問題としては、かなり難易度が高いですね。視聴者を煙に巻く作戦でしょうか。ともかく、ここが一番大事ということですから、信じましょう。それしかないです。もう、ここで疑ってたら番組が成立しないですから。NHKの強引な番組展開です。



「最初の90分」に深い眠りに入らないと、成長ホルモンが出ない!

最初の90分に深い眠りに入ると、あるホルモンが分泌されるとか。それは、「成長ホルモン」。子どもはもちろん、大人も成長ホルモンを分泌しています。健康維持には大切なホルモンなんです。

最初の90分を逃すと、その後にいくら深い眠りにはいっても、ずっと成長ホルモンが出ないまま朝を迎えてしまうそうです。

そんな~、ずるい。聞いてないよ。という感じですね。そんなに大切なら、学校でも教えてくれればいいのに。保健体育とかで、習ってないですよね。そもそも、睡眠について学ぶ機会って、少ない。だから、こういう番組が注目されるんですね。

成長ホルモンの主な役割は、こんなにいっぱいあります。

  • コレステロールを減らす
  • 骨を丈夫に保つ
  • 筋肉を維持する
  • 肌の潤いを保つ

など。若々しく生活するのに欠かせないホルモンだということがわかります。



大人になっても成長するのかと思ったら、そういうことではない。新陳代謝がよくなる感じでしょうか。代謝も成長の1つなんですかね。

さらに、最初の90分に深い眠りにつくと、

  • 自律神経やホルモンバランスの調整ができる
  • 免疫機能が向上する
  • 脳の老廃物がとれる

など、いいことが沢山あるそうです。まあ、睡眠で一番大切、というくらいだから。睡眠の効果でもあるんですよね。

睡眠は生きていく中で一番大切なこと。まあ、そうなんだけど、優先度が下がっちゃうんですよね。

何時に寝てもいい

西野先生は22:00頃に就寝。早めに寝ましょう、というのかと思ったら、意外に「何時に寝てもいい」と断言。

大切なことは「最初の90分」の眠りの深さだということを印象づけるためにも、2つ以上は言わないことに決めたんですかね。このあたりは、テレビ局の采配かもしれません。



だいたい研究者は、色々言いたいことがあるもの。でも、あれこれ言っちゃうと結局、うまく伝わらないですから。今回は「最初の90分」というキーワードを強調する作戦が徹底されています。

「最初の90分」に深い眠りに入るための秘訣

では、「最初の90分」に深い眠りに入るためには、どうすればいいのでしょうか? ここでも、西野先生がドキュメンタリー風に実演してくれました。奥さんも登場、ということは、この部分は米国ロケですね。

1日密着取材って、疲れますよね。文句も言わず西野先生、とっても協力的です。それにしてもNHKはこのロケにいくら使ってるんでしょうか?制作費が気になります。ただ、おじさんが寝るまでの姿を撮るだけなのに。

朝食は、しっかり噛んで食べる

起きるのは朝5時。ベーコンエッグとご飯、みそ汁。しっかり噛んで食べるのがポイントとか。

お肉の説明をするのかと思ったら、それもすっ飛ばし。とにかに、朝からしっかり食べる、ということを強調してます。パンとか、柔らいものは、ダメなんですかね。あまり食事の話には触れなかったのが残念。



日中はしっかり体を動かす

出勤は朝6:30

自転車で、朝日を浴びて研究所に出勤です。でも、冬場は真っ暗なんでは?と余計なことを考えてしまいました。そのあたりは臨機応変に、ということでしょうか。朝から、しっかり体を動かす、というところが大切だそうです。自動車なんか使っちゃダメなんですね。私にはとても無理です。残念。

9:00からはジムでトレーニング

朝いちばんから一仕事終えて、他の人が出勤するころには、自分はジムでトレーニング。一人が好きなんでしょうか。それは、問題ではない、と。失礼しました。

ランチ後ではなく、朝からトレーニングとは、ストイックですね。

16:00には自宅へ帰宅

さすがに朝早いので、夕方も早いです。さっさと帰ります。さすが米国、という感じ。いつも、こうなら、本当にうらやましいです。



夕方は、なにもしない

夕食、お風呂を済ませたあと、

20:00からは、なにもしない。薄暗い部屋で音楽を聴き、ウトウトするのを待つ。

という優雅な時間。奥さんも、何もしてくれない、とあきらめ顔です。22:00に寝るとして、2時間もウトウトするんですね。瞑想でもしてるんでしょうか。この時間がとっても謎です。

眠気のピークを逃さず、寝床につく

眠気は専門用語で睡眠圧とよばれます。90分周期で来るとか。その眠気のピークを逃すと、しばらく寝付けなくなるので、眠くなったら、そのまま寝るのが一番効率的。ということですね。

あれこれ追い立てられている日本人には、とても眠る前2時間のウトウトタイムは実現しそうにないです。成功した人だけが手に入れられる、クオリティタイム。リッチです。



寝る1時間半前にお風呂に入る

眠りを誘うテクニックとして、寝る90分前にお風呂に入るというテクニックを紹介。深部体温が一旦上昇した後、ゆっくり深部体温が下がっていく。わずかに0.2℃くらいの変化ですが、深部体温が下がっていく、変化が眠りには大切なんだとか。

でも、私はどうやっても、体が熱くなってしまって、お風呂の後3時間くらいは寝れないです。個人差ですかね。ちょっとこの90分前という数字には騙されないように注意が必要です。

その他、

  • 40℃のお湯に15分くらいが目安
  • 直前のときは、お風呂につからず、シャワーで済ませるのがベター

というテクも紹介しています。個人的には40℃も高すぎます。私は35℃のシャワーでも体が温まってしまう。とっても、熱がりなんです。これも、個人差ですかね。



色々見てきましたが、結局眠りについた「最初の90分」の眠りの深さが重要ということを繰り返し印象付ける内容でした。

「最初の90分」を爆睡!

と覚えておきましょう。

ではでは。




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