静かなことを「しーん」と言うのは、なぜ? って、子どもが聞くかねぇ?
そもそも「しーん」て、今でも使うのかな。ギャグがスベったときなんかは、言ってたけど。意外と死語だったり。でも、チコちゃんが取り上げるってことは、わりと使われてるのかな。
こんにちは。元オタク少年のshigeは、異常に耳が聞こえる。聞こえすぎて、いつも耳鳴りしている。シーンじゃなくて、キーンだけど。これもシーンと関係あるのか。そんな謎を解明してみたくなりました。
では、今日も、チコちゃんの意外な答えを見ていきましょう~!
チコちゃんに叱られる!「“カメはなぜ長生き?”“鏡の謎”ほか」
NHK総合1
2019年12月20日(金) 午後7時57分~ 午後8時42分
2019年12月21日(土) 午前8:15~午前9:00ゲストは中川翔子さんと、泉谷しげるさんが初登場。チコちゃんが大御所も叱りつけます。そして、「カメはなぜ長生き?」では、動物の驚くべき生態が。「シーンってなんで言うの?」では人体の秘密が明らかに。「鏡の謎」では人類が悩み続けてきた難問に挑みます。人気急上昇の黒い鳥、キョエちゃんコーナーでは、これまでに届いたおたよりを一気に紹介します。必ず誰かに話したくなる話題ばかりの45分です。お楽しみに。
【出演】岡村隆史
【ゲスト】中川翔子,泉谷しげる
【リポーター】塚原愛
【声】木村祐一
【語り】森田美由紀
https://www4.nhk.or.jp/chikochan/
静かなときに「しーん」と言うのは、なぜ???
なんで、5歳児がわざわざ、こんなこと聞いてくるのか。ちょっと大人げない。いや、子どもげない。
「しーん」って、いい感じじゃん。音がしない状態。だれもしゃべらず、白けた感じ。shigeは意外と「しーん」が好きかも。
逆に、うるさいのは苦手。耳がキンキンしちゃうからね。テレビの音量はいつも最低。家族は聞こえない~、って言うけど、耳をすませば聞こえるよ。ほ~ら。
マンガで、手塚治虫さんが「しーん」と使ったのが最初
「しーん」の生みの親は、手塚治虫さん。マンガのなかで使ったのが最初とか。だから、マンガでよく使われるのか。「しーん」って、発音するより、文字にする方がイメージしやすいよね。
もともと文学の世界では「しん」という表現があったらしい。これをマンガ用にアレンジしたのが「しーん」だったのか。なるほど。こうやって文化は引き継がれていくんだね。なんか、すごいテーマだな。
チコちゃんの答えは、「実際に、しーんという音がしているから!」
ええ!? ほんとうに?? どこから、そんな音がしてるのよ? もしかして、重力波の振動か? 地球自転の音か。そんなの、聞いたことないぞ!?
「しーん」という音の正体は、耳の中の蝸牛、外有毛細胞が自分で振動している音(毎秒2万回の振動音)!
出ました! 蝸牛です! 以前も、1つのスピーカーから同時に複数の音が出る謎の解説で、蝸牛や有毛細胞の話が出てきました。詳しくは、こちら↓
⇒ 1つのスピーカーでいろんな音が同時に出せるのは…なぜ?(NHKチコちゃんに叱られる! 2019年10月18日放送)
もしかして、NHKの中に、音マニアがいるのかな。技術系も多いから、きっといるな。蝸牛好き!?耳はまだまだ知られていないストーリーがたくさんありそうです。ワクワク!
外有毛細胞は、大きい音を小さく、小さい音を大きく、調整している!
以前の1つのスピーカーから同時に複数の音が出る謎の解説では、内有毛細胞が主役でした。外有毛細胞は音の調整役みたいな感じで、ちょっと紹介されただけで、肩身が狭かった。だから、今回、こうやって取り上げてるのかな。これは、ますます、蝸牛マニア節が有望!!(笑)
音を調節するときに、小さい音を大きく、増幅する機能がある。このために、外有毛細胞は、常に自ら振動しながら、外から入って来る音を探しているんだとか。この外有毛細胞が自分で振動している音が、「しーん」とか。
でも、1秒間に2万回、つまり2万Hz(ヘルツ)って、かなり高い音だよ!じいさんには聞こえないかも、ってくらい。やっぱり「しーん」というより、「キーン」だよね。shigeの耳鳴りは、これが原因だったのか!??
「しーん」のヒミツ、わかったような、少し疑問も残るような。ほんとかいな、とか思いながら。でも、番組が終わったら、みんな忘れちゃうんじゃないかな。科学の仕組みは、意外に人気ない。でも、蝸牛マニアが世の中にいることがわかって、ちょっと嬉しいぞ!
ではでは、来週はどんなネタなんだろうね~!