今日は「うんこのひみつ」という本のご紹介です。
今年、横浜で「うんこミュージアム」という変わった企画イベントを開催していて、その関連本です。惜しまれながら終了、と思っていたら、東京・お台場で常設展示されることが決まり、またまたブームの予感。
「うんこミュージアム」とは
横浜で期間限定で開催された企画イベントでした。凄い人気で待ち行列が出来たとか。
お台場ダイバーシティでは常設展示中
うんこミュージアム
@お台場ダイバーシティ
https://unkomuseum.com/tokyo/
【聖・うんこ・クリスマスで、愛を伝えよう。】
明日からクリスマスまでは、うんこミュージアムがロマンティックなクリスマス仕様に。約束のうんこの鐘を、大切な人と鳴らしに来てくれ。
さら、イブとクリスマス限定でクローズ後のうんミュ貸し切りプランを用意したぞ。https://t.co/ffDEDBZqZM pic.twitter.com/8SZrzwsOuC
— うんこミュージアム (@unko_museum2019) November 28, 2019
書籍「うんこのひみつ」
今日、紹介のメインは、こちらの書籍の方です。ともかく、うんこ、ウンチを愛して止まない、「うんこミュージアム」プロデュース、渾身の1冊です。
うんこ愛を受け止めたら、もう大変。ウンコが汚いとか言ってる場合じゃなくなります。人間、いや生物として、ウンコは大切な友達。というか、わたしたちの体の一部なんです。いや~、かなりキテるね。
ウンコの塊が数百万円!? 「龍涎香」のヒミツ
これは、かなり貴重なウンコの話。おそらく、この「龍涎香」と出会える確率は、宝くじに当たるより低い。もう、隕石が頭に当たるくらいの確率… いや、そこまでではないか。ともかく、
殆ど見つからないことから、こんなに高い値段がついてるみたい。
なんでも、マッコウクジラのうんちが固まったものだとか。
マッコウクジラのうんちは、水より軽いので、プカプカ浮く。それが海岸まで打ち寄せられて、人に発見されるという奇跡的な出会いがあって、はじめて「龍涎香」が日の目を見るというわけ。
イギリスのウイリアム夫妻が海岸を歩いていたところ、たまたま「龍涎香」を発見。1.57kgもあり、5万ポンド(約740万円)で売れたらしい。
この本では、マッコウクジラのうんちが固まったものと説明されてるけど。ネットで検索すると、マッコウクジラの腸内で結石が出来て、それが排出されたもの。とされてる。どっちが本当なのかな?固まったのがマッコウクジラの体内か、体外か、結構大きな違いだと思うけど。
ま、いいや。おそらく、一生お目にかかることはないと思う。そういう貴重なうんちだから、高値が付くんだね。でも、これ、何の役に立つのか? 昔は香水の香料や、長持ちさせる成分として使われていたとか。薬として使われたこともあるそうです。
うんちも、希少性があれば、高値がつくってことか。なるへそぉ~
宇宙飛行士のうんちは、めちゃめちゃクサい!
宇宙飛行士のうんちって、これまた見ることがないけど。めちゃめちゃクサいらしい。その理由が面白かった。
なんでも、宇宙では相当なストレスがかかって、体の調子が狂ってくる。腸内では悪玉菌が増えて、うんちがクサくなるとか。そんなに凄いストレスなの?とちょっと可哀そうになってくる。宇宙でプカプカ浮かんで、楽しそうに見えるけど、実は大変な任務を背負って、吐きそうになるくらいストレスを抱えているのかぁ。いやはや。それは言い過ぎ!?
ともかく、ストレスが増えると、うんちがクサくなる、と。気を付けなければ。クサいうんちには、理由がある。ただクサいだけじゃない。気を付けろ!とサインを送ってくれてるんだな。ありがとう!うんちくん。
昔の日本人のうんちは、めちゃめちゃデカかった!
昔と今とで、日本人のうんちのサイズが変わっているとか。どういうことなんでしょう?
実は、戦前までは日本人のうんちは、アメリカ人の4倍もデカかった!
戦時中、日本人のどでかいウンチを見て、アメリカ人が戦意喪失、退散した、という話があるとか、ないとか。ほんまかないな。そんなデカうんちを見たくらいで、退散するようなら、戦争になってないよね。
どこまで本当なんだか。この本は面白いけど、あまりまともに読むとケガしそう。
ともかく、そのウンチのサイズの違いは、食べ物の違いにあったようだ。日本人は食物繊維を多く含む野菜や海藻などをよく食べる。アメリカ人は肉中心で、食物繊維が少ない。
当時の日本人は1日27gの食物繊維を摂取していたとか。今では1日12gに激減。うんちもやせ細ってしまった。これでは、アメリカ人との差は縮まるばかり。Oh! No! ジーザス!
そんな話はどうでもいいんだけど、ウンチがデカいって、そんな偉いことなのかな!? ジャングルの中では、存在感を示す、いいツールだったのかも。現代では、トイレが詰まりそうなので、やわらかい、適度なサイズがいいみたい。
てなことで。ウンチのうんちくを沢山並べてみました。この本は、こんな感じで、たくさんの情報満載。これ1冊で、うんちの全てを語れてしまうかも。
ちなみに、この本は、腸内研究の専門家・藤田紘一郎教授が監修してます。なので、科学的にも裏付けがあると信じたい。ちょっと怪しいけど(笑)。
ではでは~