AIと暮らす、顔認証の未来 NHK人間ってナンだ?超AI入門

人間ってナンだ?超AI入門
2019年5月29日放送分より

AI(人工知能)の進化、事例から、人間って何なのか?深掘りする番組です。

今回のテーマは

AI × 暮らす

いったい、どんな内容なんでしょうか?

■ 最新のIoTマンションが原因で離婚した!?

出演者の知人の話題で、最新のIoTマンションに住んでいたら、知らない人が家に出入りしていたことが、パートナーのスマホに送られてきたそうです。

それで結局、離婚することに…

笑うに笑えない話題ですね。

東大、松尾先生はすかさず、こう返します。

それって、IoTが原因ですかね?

確かに、知らない人を家に入れていたことが原因の本質ですが、IoTさえなければ、バレなかったのに、とも思いますよね。今でも、バレずに済んでいる嘘って、あると思います。全部バレたら、とても生きていけない…

あれこれ自分のプライバシーがバラされたのでは、息苦しい。今回のテーマである、人間の暮らしの中に、AIがどう入り込んでくるのか、ちょっと考えさせられる話題です。



■ 最新のAIマンションって?

最新型のAIマンションが紹介されています。さきほどのIoTマンションもAIマンションも意味は同じですね。壁にはスーパーセンサーが取り付けられています。そのスーパーセンサーに向かって、音声で指示することで、照明のオンオフやカーテンの開け閉めができます。

AlexaやGoogle Homeみたいな音声デバイスが、家電と繋がっているイメージです。

あまり、大したことないですね。そのくらい自分で操作したらいいのに、と思います。私って、昔の人でしょうか?

そして、使っているうちに、音声の認識率が上がっていきます。ご主人様の気心がわかっていく感じです。

ここも、早く分かってくれよ。俺が主人なんだよ! って、言いたくなりますね。家に気を使っているようで、楽しくありません。もう少し賢くなってほしいです。

部屋にはカメラがついていて、常に、人が何をしているか認識しつづけています。

ソファーに座ってテレビを見ている。
ソファーに座って本を読んでいる。

そういった人の行動に合わせて、部屋の照明を適切な明るさに調節してくれます。

行動認識 ⇒ 先を予測 ⇒ 先回りして環境を整えてくれる

人がよくやっている操作の組み合わせを学習し、1つ操作したら、いつも合わせてやっている操作を自動的にやってくれます。

まあ、早く学習してくれればいいかもしれないけど、なかなか学習しないと、イライラしそうです。私は、面倒なので使わないかな。結局、どのくらい先回りして、気の利いたことができるかが鍵だと思います。あまり先回りしすぎて、想定外のことをされたらビックリしちゃいますけどね。



■「無批判のAI」「偏見を持ったAI」

ここで、AIマンションをネタに、面白い話が出てきました。

現実のデータだけに基づいて学習し、推測するとつまらない結果になる。

これを「無批判のAI」と呼んでいます。

家の中に現在のAIをそのまま取り入れると、ちょっと違和感がある。監視されているだけで、楽しくない。私も同感です。予定調和で、さらに半歩遅れている支援は嬉しくない。

ここで、面白い提案が出てきます。それが、「偏見を持ったAI」

事実はこうですが、こちらの方がいいと思います?といった、主観を入れて提案するAIです。AIと気が合わないと最悪ですが、自分の指向に合わせて、さりげなく提案してくれれば、いいかもしれません。



■ 顔認証の認識率は、なんと99.7%

少し場面は変わって、成田空港で利用が始まっている、税関システムの話です。

顔認証によって、税関をすばやく通過できる、というもの。無人店舗での顔パスと同じ仕組みです。

現在の顔認証の認識率は、なんと99.7%

人間より、高性能かもしれませんね。

私なんか、何度も会っている人の名前を覚えられませんが、AIは何万人という人の名前を瞬時に覚えられる。ぜひ、秘書として雇いたい気分になってきました。みなさんは、AI秘書、いかがですか?

■ 迷子の捜索も、AIで進化する!?

顔認証は迷子の捜索にも役立ちます。ここでは、迷子ではなく、迷子の親を捜索するシステムが紹介されています。

まず、監視カメラの過去の映像から、迷子になった子どもを見つけ出します。そして、その子の側にいる大人を親として認識します。さらに、その親が今どこにいるか見つけ出す、というもの。

迷子になった子どもと親を紐づけて認識し、さらに過去の映像と現在の映像を紐づけることで、現在の親の居場所を見つけるという、なかなか優れものです。

ずっと追いかけられている気がするし、いつ撮られているかわからないなんて、ボーっとしてられないじゃないですか!と出演者の女性が困惑気味。あまりいい気持ちがしませんが、でも便利ですよね。このシステム、絶対普及する気がします。コストはどんどん安くなり、実用的ですから。



■ プライバシーの問題、本当に守りたいのは何?

カメラの映像を使うと、監視されている不快感が問題になります。

では、人間の自由とは何なのでしょうか?

自由とか、権利って、本当は何を守りたいのか、よく考えていないのでは。と東大、松尾先生の鋭いツッコミが入ります。本当に守りたいものについて、もっと整理が進めば、それほど不自由は感じない。と言います。

ここで出て来る例が秀逸なのですが…

例えば、自分がおならをしてしまったときに、そのことを知られたくない。知られない自由は欲しい。そういったことを、きちんとリストアップして、整理していけば、心地いい社会ができる。

みんな苦笑いしながら、そこですか!?とツッコミたくなる気持ちを抑えて、なるほど、自分は何がイヤなのか、きちんとリストアップしてみようか、と…

思いませんよ。そんなの。面倒ですもん!

人間がイヤな気分かどうか、AIの方が察して学習して欲しいですね。

あ、まずい、怒らせちゃった!

とか恐縮しているAIには共感を覚えます。そのくらい低姿勢で、謙虚なAIであってほしいです。

ボーっとしていると、人間社会はAIに乗っ取られますから。今のうちに、威張っておきたいと思います。

AIと人間の関係、どうするんでしょうかねぇ。。。

ではでは。