「おむすびころりんクレーター」流行語ノミネートは、やくみつるの仕業!?

今年の流行語大賞に30単語がノミネート。その中に「おむすびころりんクレーター」が入っていたのには、笑いました。こんなの、誰もわかんないんじゃないの?? マニアにはウケるけど…

と思っていたら、見事にネットでバズってるみたいです。

今日は、流行語大賞の裏側に迫ってみたいと思います。こんにちは。元オタク少年のshigeです。



そもそも流行語大賞って、民間会社のユーキャンが発表している

NHKのニュースでもやってましたが、そもそも、流行語大賞って、ユーキャンが発表している民間のイベントなんですよね。NHKでも取り上げるんだ!?とそっちもビックリしましたが。

ずら~っと並んでる30の言葉は、いまひとつピンと来ない。

これ、本当に流行ってたかな? まあ、ノミネートだからこんなものか?

ネットでは「NHKをぶっ壊す!」の方が大賞にふさわしい、という声も。ああ、そいうのもありましたね。ちょっと品がないので、選外なのかな?

流行ってない言葉が、なぜ、流行語大賞ノミネートなのか!?

もはや、流行ってない言葉大賞なんじゃないか、という声も出始めています。



仕掛けたのは、やくみつる!

「やくは、『これ私がねじ込んだんです。はやぶさ2の話題はもてはやれたんですけど、その後の言葉が定着してないと。ここに(おむすびころりんクレーターを)入れることによってそういう言葉もあったんだねと認知してもらう効果もあるわけですよね』とコメント。みずから“流行っていない”ワードであることを認めていました」(芸能ライター)

出典:サイゾー https://www.cyzo.com/2019/11/post_221514_entry.html

なんと、こんなネタをバラしていいんですかね。これも計算ずく!?

もはや、流行語大賞は流行していない言葉を、流行らせるイベントに進化しているのか!?



それにしても、1人の審査員の影響力がここまで大きいとは。もう普通のネタ番組みたいですね。これで、「おむすびころりんクレーター」の認知度は100倍くらい高まったと思います。それもスゴイ影響力ですね。

ちなみに「おむすびころりんクレーター」は正式名称ではなく、愛称です。どうでもいいけど…

「おむすびころりんクレーター」って、そもそも何なのか説明してませんでしたが、大丈夫でしょうか?

小惑星探査衛星「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の表面に人工的につくった人工クレーターです。地球外の天体に人工クレーターをつくったのは、世界初! なんで、そんなことするの!? 勝手に穴開けちゃダメじゃん、なんてことは、またの機会に。

国際天文学の世界では、「おむすびころりんクレーター」って正式名称ではないんです。JAXAがつけた、ローカルな愛称。同時に発表されたのは、おむすびころりんクレーターの他、イイジマ岩、オカモト岩なんてものありました。そっちは、どうなんだと!?

さらにマニアックなストーリーなので、ダメだったのか? いい話だと思うんだけど。詳しくは、こちらを…

「はやぶさ2」人工クレーターの愛称は「おむすびころりん」
出典:アストロアーツ
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10804_hayabusa2




JAXA内でも、当初は言葉が浸透してなくて、Twitterで間違ってつぶやいたことも…

まあ、誰も気にしてないけど。「おにぎり」じゃなくて「おむすび」でしたと訂正するあたり、さすが正直者です。

てなことで。ではでは~